Q.インボイス開始後の仕訳入力で気を付けることはありますか?
A.インボイス制度では、消費税額を計算する際、1つのインボイス(適格請求書)で端数処理が税率毎に1回とされています。
1つの請求書から、「仕入」と「消耗品」など、
費目に応じて複数の仕訳を入力することがあります。
これまでは、商品ごとの税込み金額を合計して仕訳を計上すれば、
請求書と仕訳で消費税額が一致しました。
しかしインボイス制度では、商品ごとに消費税の端数処理を行うことは認められないため、
① 勘定科目ごとに商品明細を分類し
② その商品の税率別・課税区分別に税抜金額を集計し
③ それぞれの税率をかけて税込金額を計算する
④ 税込金額の合計が、適格請求書に記載された税率別の
税込金額の合計と異なる場合は、仮払消費税等で差額調整する
必要があります。
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